データセンターMumbai, India, 27 Nov 2018
多額の投資により、100メガワットの
ハイパースケールデータセンターをインドに開設
2018年11月27日-英国、ロンドン-フィデリティグループの子会社であるColtデータセンターサービス(Coltテクノロジーサービス株式会社、Colt DCS本部)は本日、インドの主要市場に新たに参入することを発表いたしました。Coltデータセンターサービスはムンバイにおいて土地を取得しており、同地に100メガワットのハイパースケールITデータセンターを建設する予定です。インドではクラウドサービスの成長に伴い、最高水準のデータセンタースペースに対する需要が高まっています。今回の戦略的なインド市場への参入は、これらの要望に応えるものです。クラウドサービスの需要は、2015年から2020年の間にインド市場単独で年平均25%増加すると予測されています。
ムンバイは、インドにおける金融ビジネスのハブとして機能し、あらゆる産業の中心地であることから、データセンターの設置に最も適した都市といえます。デジタルサービスに対する需要が高まる中、多くの国際的なクラウドサービスプロバイダーによる参入、拡張が進んでいます。今回の参入により、Coltデータセンターサービスは、インドにおけるコンピューティング向けのキャパシティを大幅に拡大し、インド国内外の顧客に対して低遅延、高帯域のサービスを提供してまいります。
Coltデータセンターサービスの最高経営責任者であるデトレフ・スパン(Detlef Spang)は、「インドの総人口はその半数が25歳以下であり、デジタルに精通した新たな世代は日々、膨大な量のデータを作り続けています。データ使用量の急激な増加に伴って、迅速な接続とオンデマンドサービスを提供するため、信頼できるデータおよびネットワークのインフラストラクチャを求める企業や消費者が増加しています。Coltデータセンターサービスは、ムンバイにデータセンターインフラストラクチャを提供することによって、これらの要求に応えていきます。」と述べています。
Coltデータセンターサービスの主要顧客は、成長著しいインドへの事業展開には、高い信頼性と拡張性を同地で提供できるデータセンター事業者と一緒に仕事をすることが重要であると考えています。
今回建設される100メガワットの施設は、キャンパスを構成する最初のデータセンターであり、将来的に同じ敷地内で複数のデータセンターを建設することができます。同施設を迅速に稼働させるために、既に150MVAの超高圧電力供給を確保しています。
このキャンパスは、大規模なクラウドコンピューティングサービスの展開を可能にし、“デジタルインディア”キャンペーンに沿って、インドの行政機関および企業の成長および拡大をサポートします。インドのデータセンター市場は中小や国内のプロバイダーが大多数を占めており、Coltデータセンターサービスは、インド市場に参入する初の主要欧米データセンターオペレーターとなります。同データセンターは2019年に建設が開始され、2020年後半に完成する予定です。
スパンはさらに、「インドにおけるデジタルトランスフォーメーションの一端を担うことができ、非常に嬉しく思います。インドがデジタル改革にある中、私共はインドに[クラウドコンピューティングおよびクラウドサービス]の提供を可能にする初の欧米データセンタープロバイダーとなる好機に恵まれました。ムンバイ市場への参入は、当社の事業を拡大する上で、極めて大きな節目となりました。」と述べています。
Coltデータセンターサービスの詳細については、http://www.coltdatacentres.net/ をご覧ください。
Coltデータセンターサービスはキャリアニュートラルなデータセンター通信事業者です。Coltは、世界有数の大企業のお客様より信頼を得ており、比類なきサービスとセキュリティを提供しています。Coltの優位性はUptime Instituteのマネージメント及び運用アワードにおいて最高スコアを獲得したことでも立証されています。Coltデータセンタサービスは、大規模なデータセンターの設計、建築及び運営を実施し、欧州およびアジアの24か所にキャリアニュートラルなデータセンターを有し、20年以上にわたりデータセンターコロケーションサービスを提供しています。