当社は責任を持って事業を運営し、最も高い倫理基準に従うよう努めています。
責任ある業務遂行
私たちは、大胆な目標と献身的な活動を通じて、当社のESGコミットメントが確実にポジティブな影響へと変わるよう取り組んでいます。当社のビジネス行動規範とポリシーは、ビジネス慣行のガイドラインを提供し、どの市場でも常に説明責任のある当社の運営手法について定めています。
従業員は独立した業務倫理ラインを通じて、または企業コンプライアンス委員会に報告することによって、ビジネス行動規範の違反を提起するよう奨励されています。現地の法律で許可されている地域では、匿名の内部告発が可能です。コーポレートコンプライアンス委員会は、規範違反または違反の疑いについて監査委員会に報告します。取締役会メンバーは、任命時に職務に関するトレーニングを受けます。コーポレートコンプライアンス委員会は、コンプライアンス違反の疑いを検討することに加えて、倫理的行動に関する意識を高めるために、月に少なくとも1つの活動を開始します。
当社の人権と奴隷制防止ポリシー、団体交渉、データプライバシーとサイバーセキュリティに関する詳細は、
「2022年サステナビリティ・ハイライト・レポート」をご覧ください。
リスク管理
リスクと機会を管理することは、Coltグループの継続的なビジネス成功における重要な要因です。私たちは、優れたリスク管理が、高い回復力を持つ持続可能なビジネスを生み出すと強く信じています。Coltグループは、持続可能性リスクを含むあらゆる種類のリスクを網羅する企業リスク管理フレームワークを運用しています。Coltグループのリスク管理プロセスは、ISO 31000の原則に基づいており、特定、評価、対応、監視という4段階サイクルに従います。
2022年、Coltグループは、低炭素経済への移行に関連するものだけでなく、気候変動の物理的リスクを含む、当社の事業に対するすべての気候関連リスクを特定する気候関連リスク登録簿を更新しました。各リスクの影響と可能性は、全体的なリスク評価を行う目的で、関連する期間にわたり評価されます。気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）の要件に沿って、今年、気候変動の潜在的な影響と防止のための管理の適切性をより良く理解するために、最初の気候シナリオ分析を完了しました。
