データセンターFrankfurt, Germany, 12 Jun 2019
Colt データセンターサービス、フランクフルトでの事業拡大を発表
サービス供給ファーストフェーズは2020年の第4四半期に完了予定
2019年6月12日 英国ロンドン– Coltデータセンターサービス(Colt DCS, Coltテクノロジーサービス株式会社)は本日、ドイツでの事業拡大としてフランクフルト・ウェスト・データセンターの新規開設を発表しました。この事業拡大の戦略的な決定は、当地域におけるクラウドサービスプロバイダの需要に応え、すでに発表した東京およびムンバイに続き、新規市場と既存市場の両方に投資するというColtの戦略をさらに進めるものです。
フランクフルトは、ヨーロッパ大陸における最も重要なデータハブであり、ロンドンに続く第二のコネクティビティセンターとなっています。多くの通信業者が、このドイツの金融中心地であるフランクフルトに接続し、フランクフルトはインナーロンドンよりもさらに大きな欧州最大の単一データクラスタとしての地位を築いています。
Colt DCSのフランクフルト・ウェスト・データセンターでは、8000平方メートル以上のスペースに16のデータホールが設置され、各ホールは、IT電力1.75MWまでの供給が可能となります。この施設では、25 MWに及ぶ大容量の電力供給が可能であり、2020年の第4四半期にサービス開始を予定しております。この供給力によって、Colt DCSは、顧客に最大数の国際通信キャリアへのアクセスを提供し、膨大な量のデータトラフィックが、ロンドン、アムステルダム、パリに並ぶ欧州の「ビッグ・フォー」インターコネクションハブであるフランクフルトを通過します。
ドイツでは、巨大かつ連続したスペースを必要とするクラウドプロバイダから引き続き新しいデータセンター容量への強い需要があります。Colt DCSが進める拡張は、増強した容量とコネクティビティ・ソリューションによって、大企業および主要クラウドプロバイダの両方の要求に応えるものです。
「ヨーロッパ大陸で最も重要なデータハブとしてのフランクフルトの評判は高まるばかりです。データセンターにとって大変魅力的な地域であり、市場の需要が大変大きく、用地の購入については躊躇はありません。フランクフルトにおける課題の一つは、優れた電力供給が可能である用地の購入が困難であることです。しかし、Colt DCSが新設するフランクフルト・ウェスト・データーセンターの隣には配電所があり、数社の電力供給者も近接しています。豊富で確実な電源が保証されているのです。当社は、キャリアニュートラルな接続サービスを、お客様が必要とされる時期および場所で提供することをコミットし、要求されるロケーションにおけるスケーラビリティを実現します。今回の事業拡大は、このコミットメントを実現するのみならず、Colt DCSに成長の機会をもたらすものと考えています。」