Coltデータセンターサービス、新たに45MWの「Colt京阪奈データセンター」を建設
けいはんな学術研究都市に、日本国内4か所目のハイパースケールデータセンターを新設へ
Coltデータセンターサービスは本日、新たに日本国内に建設されるハイパースケールデータセンターの地鎮祭を執り行い、建設を開始したことを発表しました。国内4か所目となるこの施設は42,000m2の面積と45MWの電力量を誇り、「けいはんな学術研究都市(関西文化学術研究都市)」に建設されます。同施設によるサービス提供開始は、2023年初旬からを予定しています。
利用するネットワークの事業者やサービス種類を自由に選択できるキャリアニュートラルのサイトとして多彩なコネクティビティを提供する本データセンターは、ハイパースケール事業者や企業のビジネス拡大に伴う大型データセンターへの需要に応えるよう設計されています。2011年に発生した大震災以降、多くの企業がデータセンター施設を地理的に分散する重要性を認識するようになり、ディザスタリカバリー計画に欠かせない対策として大阪付近のデータセンターに対する需要の高まりがあります。
Colt京阪奈データセンターでは最新の冷却技術を採用し、高性能を保証すると同時にColt DCSおよび顧客のサステイナビリティ目標を支援します。
Colt京阪奈データセンターの地鎮祭は、Colt DCSが、Fidelity(フィデリティ)と三井物産との合弁事業(JV)に関する発表を行った後に行われました。この合弁事業は日本で高度なハイパースケールデータセンターを提供することを目的としており、将来はアジア・太平洋地域での成長の可能性も視野に入れています。
三井物産のコーポレートディベロップメント本部 金融事業部長である和歌伸介氏は、以下のように述べています。「FidelityおよびColtとのパートナーシップのもと、開発・運営していくデータセンターの第1号案件となる京阪奈プロジェクトの地鎮祭を迎えられたことを、大変喜ばしく思っております。弊社は、FidelityおよびColt DCSとのパートナーシップをますます深化・拡大させ、当該ジョイントベンチャーの成長に貢献していきます。」
グローバルアカウント&ソリューション担当バイスプレジデントのクイ・グエンは、以下のように述べています。「日本国内全体で、クラウドサービスに対する需要が急激に伸びており、この地域および災害復興区域においてはキャリアニュートラルなネットワークアクセスならびにサイトが求められています。関西地方は約2,240万人の人口を抱え、上位20か国と肩を並べるに十分なGDPを生み出しているという経済状況を考慮すると、このColt 京阪奈データセンターは弊社にとって主要な施設になると期待しています。」
Colt DCSバイスプレジデント、APAC代表のポードレイグ・マコーガンは、以下のように述べています。