Coltデータセンターサービス、ハイパースケール戦略を加速し、12のコロケーションサイトの売却を発表
アトラスエッジ社が売買契約をもって英国および欧州にある12のデータセンターを取得
グローバルハイパースケールデータセンターソリューションの大手プロバイダーであるColtデータセンターサービス(以下、Colt DCS)は、本日、アトラスエッジデータセンター(英:AtlasEdge Data Centres)と売買契約(SPA)を締結し、ヨーロッパにある12のコロケーションサイトの売却を完了したと発表しました。
Colt DCSは、近年、クラウドおよびコンテンツアプリケーションの急拡大に対応する大都市圏の顧客を主要顧客として、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域で、大規模なハイパースケールデータセンター、およびエンタープライズデータセンターの建設と開発に注力してきました。今回Colt DCSは充分にポートフォリオの見直しを行い、12のコロケーションサイトについては、アトラスエッジのような、ヨーロッパにおける新しいコロケーション市場への開発に特化している事業者に、より適しているサイトであると判断しました。
現在のポートフォリオを改善することで、Colt DCSが提供するスケールメリットの恩恵を受けるハイパースケール、およびエンタープライズのお客様との長年の関係をさらに強化できます。このことにより、Colt DCSは、ハイパースケール戦略の実行を加速し、お客様が参入・拡大を希望する主要市場でのキャパシティ増加に注力できます。現在所有・運用しているハイパースケール施設には、建設中のものも含め、今回の売却による影響は受けず、引き続きColt DCSが所有するため、お客様がこれらのサイトで現在受けているサービスに影響を与えることはありません。
Colt DCSのキャパシティロードマップ、およびランドバンキング戦略に沿って、当社はヨーロッパ、インド、日本に跨り、今後数年間を通じて完成予定の多くのサイトを有しています。Colt DCSは、ポートフォリオを急速に拡大し、IT電源容量は合計で450MWを超えることになります。
Coltデータセンターサービス、CEOのニコラス・サンフリッドソンは次のように述べています。